親の不動産を子供3人に均等に分配する相続手続
今回は既存のお客様からの紹介で親の不動産を子供3人に均等に分配する相続手続きのご依頼を受けた実績を紹介します。
目次
相続手続きの詳細
ご依頼内容
お世話になっている不動産会社様からのご依頼で実家の売却をしたいということでした。
不動産の名義がお父様になっているので相続の名義変更をしてご売却したいとの事。
不動産登記手続きは登記簿の住所が現在の住所と違ったら住所変更をしないと売却できません。さらに名義がお父様の名義であればご相続人様の名義に変えてからではないとご売却できません。
お客様のお悩み
お母様は既に亡くなられていてお子様3名様の名義に変えてご売却とするが、昔から3名仲が良くなく連絡は取り合えないということでした。
不動様会社の担当者の方が間に入って話しがまとまってはいるけれどという感じでした。
相続人様は長女様、長男様、次女様で持分は3分の1ずつです。
本上崇司法書士法人の相続手続きポイント
①何度も顔を合わせ報告や相談
私はやはり人というところにこだわっています。何回も顔を合わせれば気心もしれていきますし、人柄も見えてきます。報告や相談もお客様が気にしていないかどうかを意識しながら行動いたします。今回のご相続手続きもそこを意識しながらお手続きいたしました。
②子供3人平等に手続きする事をアピール
今回は長女様から不動産会社への依頼で始まった案件でした。
なので長男様、次女様はどうしても長女の息のかかった司法書士から電話がかかってくるという形で構えているという印象からスタートなので「そうではないですよ。皆様が平等に上手くお手続きが進めるように動きます。」というアピールを電話や実際にお会いした際も考えました。
③信頼を得るために
仕事の効率よりもまず私という人間をわかってほしい。
なので郵便で済むところを何回も会いにいきました。
すると長男様も次女様も最初は冷たい対応でしたが次第に信頼してもらえるようになりました。
今回の仕事の話だけでなく世間話に話が盛り上がって打ち合わせのお時間が長くなってしまいました。
信頼関係を築く事ができスムーズに解決
依頼主以外の子供二人との信頼関係を築く事ができ
平等な手続きを行うことを約束して安心していただけたので
相続手続きは当初想定していたよりもスムーズ進められ無事解決。
さらに長男様の奥様家族の相続手続きのご依頼を受ける事が出来ました。
今回の相続手続きまとめ
今回のお手続きを通してやはり思うのは縁や人の気持ちを考えて、
専門職だからとかたまたまご依頼を受けたからではなくこの人にお願いしてよかった。
この人だからとういうことでお仕事をご依頼してもらえるようになりたいなと感じるお仕事でした。